故宮南院で10日から「日本美術の粋─東京・九州国立博物館精品展」が開催される。
台湾中南部・嘉義県の国立故宮博物院南部分院では12月10日から「日本美術の粋─東京・九州国立博物館精品展」が開催される。この展覧会では、日本の東京国立博物館、九州国立博物館の収蔵品から、日本で国宝あるいは重要文化財に指定された68点を含む、151点が展示される。
日本の美術の粋を集めたこうした展覧会が海外で行われるのは初めて。また、台湾においても、日本の美術品の展覧会として、過去最大規模、最高品質の展覧会であり、中華民国台湾と日本の文化交流史において、記念すべき1ページとなる。
「日本美術の粋─東京・九州国立博物館精品展」は、国立故宮博物院が2014年に、日本の東京国立博物館及び九州国立博物館で開催した特別展「台北国立故宮博物院、神品至宝展」に対して、東京国立博物館及び九州国立博物館が、実質的な感謝を伝えることを目的に開催するもの。今回展示される151点のうち、68点は日本で国宝あるいは重要文化財に指定されており、安土桃山時代に狩野永徳によって描かれた金碧障屏画、檜図屏風や、江戸時代、尾形光琳が伊勢物語の情景を描いた八橋蒔絵螺鈿硯箱など貴重な国宝も含まれている。
国立故宮博物院の林正儀・院長は、「日本の芸術品の粋を集めた今回の展覧会を参観すれば、日本の芸術文化、あるいは美術発展のあり方をほぼ理解することができる」と述べた。「日本美術の粋─東京・九州国立博物館精品展」は故宮南院で12月10日から来年の3月5日まで開催される。