スティーブン・イェイツ氏が来台、蔡・総統とトランプ次期大統領の電話会談の仕掛け人であることを否定した。
アメリカのチェイニー前副大統領の国家安全保障担当顧問、スティーブン・イェイツ氏が6日早朝、台湾に到着した。
蔡英文・総統とアメリカのトランプ次期大統領との電話会談をイェイツ氏が水面下で働きかけたと噂されていることについて、イェイツ氏は改めてこれを否定した。イェイツ氏はその上で、蔡・総統とトランプ次期大統領が通話したことについて、アメリカと台湾の双方の関係の良いスタートとなると喜び、またこれを機に、双方の関係が拡大することを期待した。
イェイツ氏は、トランプ次期大統領の特徴は、単刀直入に発言することだと指摘、トランプ氏が蔡英文・総統を「台湾総統」と呼んだことは「台湾の総統だからだ」だとして、北京当局に対し、蔡・総統とトランプ氏の電話会談について過剰な反応をしないよう呼びかけた。
現在、アイダホ州で共和党主席を務めるイェイツ氏は、1980年代、台湾で宣教師として布教活動を行ったほか、アメリカのシンクタンク、ヘリテージ財団に勤務していた時期を含め、これまでにも幾度も台湾を訪れてきた。
イェイツ氏は「この一年半、選挙活動を行ってきたが、ようやく休暇がとれたとして、アジア事務や優先順位の再定義などについて話し合う為に台湾にやってきた」と説明、今回の来台期間中、台湾の近況や、アメリカの新政権誕生後、どのようなチャンスがあるのかについて話し合うことを希望した。
イェイツ氏は今年、共和党の党大会で、台湾関係法と台湾に対する6つの保証を党綱領に明記することを呼びかけた発起人として知られる。イェイツ氏の今回の台湾滞在中の詳細なスケジュールは明らかにされていないが、蔡英文・総統と面会する予定があるのかについて問われたイェイツ氏は、、同氏を招待した団体は、会談という明確なスケジュールは組んでいないと答えた。