政府が推進している「新南向政策」が奏功し、東南アジアからの旅行客が増加を続けている。行政院経済貿易交渉オフィスが2日に発表したところによると、今年10月、新南向政策の対象国から来た旅行客が大幅に増加し、延べ16万6931人に達しており、昨年の同じ時期に比べて25.4%成長している。
しかし、それに対して台湾を訪れた、東南アジア以外の国や地域の旅行客は昨年同期比8.7%減少した。これは新南向政策が観光面で奏功したことを示している。今後、新南向政策の対象国の旅行客がさらに増える見込みだという。
行政院経済貿易交渉オフィスが交通部観光局の統計を引用して明らかにしたところによると、新南向政策の対象国18ヶ国のうち、ラウス、ネパール、バングラディッシュを除く15ヶ国からの旅行客はいずれも成長を示している。そのうちの四ヶ国の増加幅は60%を上回っている。この四ヶ国とはカンボジアの87.8%、ベトナムの73.7%、タイの73.3%、ブルネイの68.3%だった。オーストラリアも40%の成長を見せている。
なお、今年1月から10月までの期間を見た場合、タイから来た旅行客の増加が最も目立ち、昨年の同じ時期に比べて47.1%増えた。次はベトナムの24.5%、フィリピンの18.8%という順だった。新南向政策はASEAN(東南アジア諸国連合)の会員国、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの18ヶ国との各方面の関係を強化する政策。