王建民投手が、来シーズンのアメリカ大リーグ(MLB)でのプレーに意気込みをみせた。
今シーズン、大リーグ・カンザスシティ・ロイヤルズでプレーした台湾出身の右腕、王建民投手が30日午前6時、帰国した。早朝にも関わらず、台湾桃園国際空港には数十名のファンがかけつけ、王投手に写真やサインを求めたほか、声援を送った。
王投手は今シーズン、春季キャンプでアピールし、3年ぶりに大リーグでの登板を果たし、主に中継ぎとして38試合に登板、6勝0敗、防御率4.22の成績を残した。
王投手は、記者団に対し、「この数年は、こうしたチャンスをつかむために、トレーニングしてきた」と述べた。
シーズン終盤の故障もあり、ロイヤルズからフリーエージェントとなった王投手は、来シーズンの所属チームについて、マネージメント会社が交渉しているが、現時点ではまだ決まっていないと説明、来シーズンへの期待を問われると、「チームが決まればプレーをするが、決まらなければ引退するかもしれない」と述べた。
来年3月、国・地域別の野球の世界一決定戦、WBCが行われるが、このWBCに王投手が中華民国台湾の代表チームの一員として出場するかどうかが注目されている。
王投手は、11月中旬にアメリカを訪れた代表チームの郭泰源監督に対し、自分の考えを伝えたと説明、「出場できないとは言っていない。できるだけ調整はしたい。ただ、その時の所属チームの状況を考慮する必要がある」と述べた。
王投手はそして、国の為にプレーをしたいという気持ちはあるが、来シーズンについては現時点では未知数だとして、春季キャンプで、コーチ陣にアピールをし、大リーグのベンチ入りを勝ち取りたいと、意気込みを見せた。