台湾がデザインし、日本が製造を担当するプロジェクトの成果が日本の東京スカイツリーで発表された。「台湾創意設計中心(台湾デザインセンター)」と日本の高度な加工技術で有名な東京都墨田区が協力して進められている「日本精造×台湾設計」プロジェクトが26日と27日、東京スカイツリーで成果を発表し、大勢の行楽客を引き付けた。
26日夜にはこのプロジェクトに参与する双方のデザイン界の著名人たちを招いてフォーラムを開催、台湾と日本のデザイン協力の可能性について交流した。台湾からは台湾デザインセンターの林鑫保・代理執行長、男性ファッション雑誌GQの台湾における杜祖業・編集長らが参加、日本からは元西武百貨店社長の水野誠一氏、日本で最大のデザイン会社GKデザイングループの田中一雄社長、日本の国立新美術館で周辺グッズの買い付けを担当するメソッド社の山田遊社長らが出席した。
林・代理執行長は、日本のメーカー側とのブレインストーミングの結果、このプロジェクトは1年目にしてすでに多くの具体的な成果が生まれ、数多くの日本企業が来年の計画参与の意向を示していると強調、この成功の経験を基礎に、台湾のデザイナーを東南アジアにも進出させたいと話した。
一方、水野誠一氏は、日本人は外国のデザインというと常に欧米に目を向け、近隣の台湾を忘れがちだが、台湾社会のデザイン意識の急速な広がりとデザイン力の発展には驚くべきものがあると評価した。訪れた人たちは、台湾のグルメや人情味は聞いたことがあるが、これほどハイクオリティなデザインプロダクトがあるとは知らなかったと話し、台湾旅行した時にはこうした商品もお土産として買い求めたいと希望した。
このプロジェクトは昨年4月30日に協力覚書を交わしたもので、日本が製造技術を提供し、そこに台湾のイノベーション、クリエイティビティ、デザインを加えて共に国際的な市場開拓を目指すというもの。