台湾中部・南投県の埔里のバタフライ交響楽団のメンバーが16日、招きに応じて日本で演奏した。演奏は日本・東京のサントリーホールで、東日本大震災で大きな被害を受けた日本の東北地方の復興のための募金を目的として行われた、「槌音プロジェクト」のチャリティーコンサートV(五回目)。日本における中華民国大使に相当する、謝長廷・駐日代表もかけつけて団員を激励した。
ほりバタフライ交響楽団の廖嘉展・団長、音楽監督の謝東昇氏ら11人は、「槌音プロジェクト」のチャリティーコンサートに、2014年に続いて参加。廖・団長は、「人類は災難に遭遇すると『出口』を必要とする。埔里は台湾中部の山にあり、より多くの音楽を通して、めぐまれない家庭の子供たちの人生に新たな機会をもたらしたい」と話した。
埔里バタフライ交響楽団は、新故郷文教基金会が埔里の民間の人たちの力を合わせて作り上げた交響楽団で、地元の大学、高校、小中学校のクラブを結びつけ、シングルマザーやシングルファーザーの家庭、両親のいない子供たち、そして東南アジアなどから台湾の人と結婚して台湾に移り住んだいわゆる新住民など、立場の弱い人たちが音楽と接触する過程でより自信を持てるよう支援している。