ウェブサイトやアプリを通じた配車サービス、Uber(ウーバー)は一昨年の夏に台湾に進出、営業許可を持たない自家用車を募って配車業務を行っている。これに対し、交通部は幾度も罰則を課してきたが、Uberは依然、違法な配車業務に続けているだけでなく、15日からはスクーターを使った食品のデリバリーサービス「UberEATS」を開始することを明らかにした。
与党・民進党の立法委員2名は14日、立法院交通委員会で、賀陳旦・部長に対して、Uberのアプリを直接取り下げるべきだと主張した。しかし、賀陳・部長はトラブルの発生になるとして同意しなかった。
無所属の趙正宇・立法委員は、インターネット上で話題のレストランの多くがUberと組んでデリバリーサービスを行っているが、Uberには、営業許可を持たずに配車業務を行っているという問題もあると指摘、「UberEATS」が、満19歳で、免許を所持、車齢15年以内、載積量15キロ以上のスクーターを持っていれば、配送員になれるとしていることについて、賀陳・部長の考えを求めた。
賀陳・部長は、人を載せる配車業務よりは、デリバリーサービスを行う「UberEATS」の安全面での懸念は小さいとした上で、今後、運輸業の登記をせずに、貨物の運送を行っているものとして、管理していく方針を示した。
趙・立法委員は、台湾は路上のスクーターが多く、交通マナーも良いとはいえない中、配達員は少しでも早く届けようとスピードを出し、非常に危険だと指摘、交通部に対し、Uberに対する処罰の具体的なスケジュールを提示するよう求めた。これに対し、交通部は、民進党は違法な運輸業について、罰則を厳格化するよう公道法を改正することを決めており、これから委員会へ送り審議をするところだと説明、交通部もこれを支持すると述べた。