国立故宮博物院が国立台湾大学と提携し、収蔵の山水画のVR体験システムを開発した。
国立故宮博物院は14日、元の時代、趙孟頫によって描かれた山水画の名作「鵲華秋色」を主題としたVR(ヴァーチャル・リアリティ)体験システムを開発したと発表した。
これは台湾北部、台北市の国立台湾大学情報工学学科の洪一平・教授の研究チームが開発したもので、世界で初めて3D技術を使った中国画のVR体験システム。このVR体験システムは14日から24日まで、国立台湾大学博理ギャラリーで展示され、人々を700年前の山水画の世界へ導く。
VR技術の開発を請け負った台湾大学情報工学学科の洪一平・教授は、今回のシステム開発にあたり最も困難だった点について、「もともと平面の作品に、どのようにして3Dのイメージをもたせるかということ。そして、どのように作者が描き出したムードを保つかということだ。これらの点について、技術の面で多くの時間を費やした」と説明した。