外交部は12日、国連から招待を受け、米・ニューヨークで講演を行う予定だった台湾のNGO団体「台湾希少・難治性疾患基金会」が、中国大陸からの圧力を受け、出席できなかったことについて、民間の専門家による交流に政治的な理由を持ち込むべきでないとして、遺憾の意を表明した。
外交部によると、国連の「希少・難治性疾患非政府組織委員会(NGO Committee for Rare Diseases)」は台湾時間の11日午後11時に設立大会を開催、国連側から招待を受けた「台湾希少・難治性疾患基金会」の曽敏傑・董事長が同大会で演説を行うだった。しかし、中国大陸の妨害を受け、入場できなかったという。
また、衛生福利部国民健康署の王英偉・署長は12日、「台湾希少・難治性疾患基金会」は人道的な活動を行っており、その演説、レポートの内容の内容も政治とは無関係だと批判、中国大陸に対して抗議を行った。
米・ニューヨークにおける中華民国台湾の領事館、台北駐ニューヨーク経済文化弁事処は、この件について確認後、直ちに曽・董事長と連絡し、その過程について確認したという。そして、外交部及び駐外公館が、民間団体の国際的な活動への参加に対して、積極的に協力する立場を示すと共に、今後も同基金会と連絡を保ち、関連のサポートを行っていくと述べた。
外交部は、台湾の民間NGO団体は、医療衛生、人権及び環境保護など多くのテーマにおいて専門性をもって参加しており、その成果は国際社会の中で広く知られていると強調、今後もNGO団体と共に努力し、国際社会が関心をもつテーマについて、台湾には貢献する能力そしてその意欲があることをアピールし続けていくと述べた。