蔡英文・総統がトランプ氏の当選を祝福すると共に、今後の両国関係にも期待を寄せた。米大統領選挙で共和党の候補、ドナルド・トランプ氏は民主党候補のヒラリー・クリントン氏を破り、当選確実となった。総統府は9日午後、蔡英文・総統はすでに中華民国政府と国民を代表して共和党の正副大統領候補に祝福の意を伝えたと明らかにした。
蔡・総統は祝賀メッセージの中で、米国は世界で最も重要な民主国家であり、台湾にとって最も信頼できるパートナーでもある。今後も米国の新政権と協力関係を続け、台米関係をさらに増進させていき、アジア太平洋地域の平和と安定を維持する重要な基礎になるよう努力すると表明した。
蔡・総統はまた、オバマ政権の台湾に対する各議題における支持と台湾との協力関係にも感謝、オバマ政権が政権交代期間中も地域の安全保障で重要な役割を果たすよう期待した。
蔡・総統はトランプ氏の当選確実が伝えられたあと、ただちに外交部を通じてトランプ氏に祝賀書簡を送った。総統府の黄重諺・報道官は書簡の内容について、「台米関係は、自由、民主、人権などの共通した価値観、それに平和の促進、安定、および経済の繁栄といった共同の利益に基づいている。近年、台米が各種の議題において密接、かつ広範囲にわたって協力関係を構築していることは、双方の関係の更なる増進につながる。」と伝えた。
蔡・総統は書簡の中で、地域的、または世界的な議題において台湾は今後も米国にとって緊密、かつ信頼できるパートナーになるよう努力すると約束すると共に、両国の努力の下、友好的で、双方に共にメリットがある、これまでの関係は今後もさらに深まっていくと確信していると重ねて表明した。