蔡英文・総統は5日、台湾南部・高雄市旗津の戦争と平和記念公園で行われた「台湾籍老兵記念式典」に出席し、元台湾籍日本兵らを追悼すると共に敬意を示した。「台湾籍老兵」とは、第二次世界大戦、国共内戦を経て、台湾籍の日本兵、台湾籍の中華民国兵、台湾籍の解放軍兵士といった身分の混乱と分裂を経験した人たちを指す。これらの人たちの人生は、「誰のために戦っているのか」、「誰に忠誠を尽くすのか」わからないという、時代が生んだ悲劇だった。
蔡・総統はあいさつの中で、高雄はかつてこうした兵士が出征した港で、今日、ここで我々はこれらの人たちの帰りを迎え、歴史を受け止め、彼らが台湾の人たちの記憶の一部となることを歓迎すると述べ、こうした「老兵」が歴史上の正義を取り戻そうとすることを支持する立場を表明した。