台湾が今年の国際刑事警察機構(ICPO)の総会に参加することが不可能となった。国際刑事警察機構の第85回総会は7日にインドネシアのバリ島で開かれる。外交部は5日、ICPOの事務総長らから、台湾のオブザーバー参加の申請に前向きな対応はできないという旨の返信があったと明らかにし、今年の総会に台湾が招かれないことが確定した。
中華民国政府はこれについて深い遺憾と不満を表明している。外交部は、犯罪摘発に向けての努力に国境は無いと強調、台湾が国際刑事警察機構の総会へのオブザーバー参加を目指していることは政治に関係なく、台湾は他国の警察機関と連携し、世界での組織犯罪、ネット犯罪、国際犯罪及びテロを取り締まる上でしたいと考えているとし、これは国際刑事警察機構が「より安全な世界を目指し各国の警察を結び付ける」とする目標を実践するものだと主張した。
外交部はまた、台北市が来年、学生のオリンピックであるユニバーシアードを開催することで、各国から1万2000人以上の選手が台北にやってくるとに触れ、台湾が国際刑事警察機構の「1-24/7世界警察連絡システム」と「パスポート盗難・紛失管理データベース(SLTD)」を共有できるよう要求。
外交部によると、今回、台湾がオブザーバー参加を求めたのは、1984年に国際刑事警察機構からの離脱を余儀なくされてから初めてだった。
李大維・外交部長は5日、この結果に失望したとして、中国大陸による圧力と明らかに関係があるとする見方を示した。