モンゴルチベット(蒙蔵)委員会の廃止について、林美珠・委員長は反対しない姿勢を示した。
行政院は現在組織改造を行っている。こうした中、立法院内政委員会は2日、廃止の可能性が高いとされるモンゴルチベット委員会の林美珠・委員長に、事務概況報告を要請した。林・委員長は、メディアに対し、モンゴルチベット委員会の廃止について、「同意できる」と述べた。
林・委員長は「我々、モンゴルチベット委員会の現在の人員、予算あるいは機能から言えば、一つの部会を担って行くには十分だとはいえない。そのため、委員会の廃止について、私はオープンな態度で臨む。つまり、廃止あるいは合併には同意するということだ。しかし、これらは重要な政策であり、すべて行政院の政策に従っていく」と述べた。
林・委員長はそして、モンゴルチベット委員会の職員は、台湾におけるモンゴル族やチベット族の同胞の問題について、医療、文化、社会的弱者のサポート、入院、就学など、非常に積極的に行っていると説明、その上で、モンゴルチベット委員会の予算は年々減少しているが、モンゴル及びチベットの同胞をサポートしようとする委員会の精神に変わりなく、今後、委員会が仮に廃止となっても、関連の業務は他の部会によって行われていく必要があるとして、予算の大幅カットはできない、と強調した。
林・委員長は事務報告の中で、モンゴルチベット委員会の現在の業務について、台湾と、モンゴル族が住むエリア、特にモンゴルとの経済貿易交流を促進していくことにあると説明、モンゴルとの銅産業やレアメタルに関する産業界及び学術界の協力プラットフォームの推進はその一例だと指摘した。また、台湾で暮らすチベット同胞の定住や中華民国への帰化の問題についてもサポートを行っていると説明した。