許宗力・新司法院長が司法改革への意欲を示した。
司法院では1日、新旧院長の引き継ぎが行われ、陳建仁・副総統の立ち会いの下、許宗力・新院長が就任した。
陳・副総統はあいさつの中で、3度の政権交代と民主化など多くの変化を経験し、多くの国民は、安定した司法が基礎にならなければ、改革の成果を維持することは難しいと痛感していると指摘、だからこそ人々から信頼される司法体系を速やかに整えることは政府にとって避けられない任務で、喫緊の課題なのだと強調した。
陳・副総統は、司法院の新たな正副院長が就任して司法改革の新しい1ページが始まるとして、許・司法院長が司法権の独立を確保し、国民の声に耳を傾け、人々に寄り添い、全国民から信頼される司法を築き上げるよう期待した。
許・司法院長はあいさつの中で、まず司法改革のうち優先的な6項目について着実に実行していくと述べた。その6項目とは、司法の核心的価値の堅持、裁判官の業務の合理的な削減、裁判の専業化、口頭弁論機能の強化、判決の相違、矛盾の防止、憲法異議審判制度の構築。許・司法院長はまた、裁判官採用の多元化、情報公開の強化、裁判官の資料と事務分配規則の適度な公開、外部とのコミュニケーション強化などを挙げた。
許・司法院長はまた、司法院内に「司法改革推進執行チーム」をただちに設立し、秘書長を召集人に、司法改革の各項目に関わる措置を確実に実行する考えを示した。許・司法院長は国民の目線からスタートし、人権保障を理念として、各方面の意見を真摯に受けとめ、中華民国の国情に最も適した改革プランをまとめて積極的に推進すると強調した。