林全・行政院長は22日、台湾北部・新竹県新埔鎮にある呉濁流文学館を訪問した。同文学館は、政府と新竹県政府が協力し、作家・呉濁流の旧居を保存、利用し、開設したもの。
林・行政院長は呉濁流は新竹の誇りであるだけでなく、台湾第二のエスニック・グループである客家人の誇り、そして台湾の誇りであると強調、同文学館は、政府と地方政府による協力の良い例であり、非常に意義があると述べた。林・行政院長はそして、政府が推進している「ロマンティック台三線(中華民国省道台三線)」計画とマッチさせ、呉濁流の旧居を、客家文化PRの拠点の一つにしていく方針を示した。
新政権の進める「ロマンティック台三線」計画とは、ドイツの「ロマンティック街道」を参考に、北部・新北市から、客家の人々が多く暮らす桃園市、新竹県・市、苗栗県を通り、中部・台中市を結ぶ省道「台三線」を、客家文化ムードあふれる「客家ロマンティック街道」にさせようというもの。
林・行政院長は、行政院が今年から推し進めている「ロマンティック台三線」計画の主要な目的は、省道「台三線」沿いの客家の郷の産業・経済、生態と文化スポットを融合させ、台湾ならではの特色と世界に誇れる観光地としての魅力をもった「観光」ベルト地帯にすることだと指摘、今後、これらの計画を全ての客家の郷で推し進め、客家文化の資産と価値の保存と発揚が可能だと強調した。
林・行政院長は、政府と地方政府の協力により、このエリアを、旅行客が訪れたい場所に変え、台湾の人々の個人旅行や団体ツアーのほか、海外のバックパッカーも呼び込みたいと述べた。