林全・行政院長が、新南向政策の推進に業績評価指標を設定する。行政院の林全・院長は21日、「新南向政策プロジェクト会議」を執り行い、15の政府部会の首長からこの政策の推進内容と進度についての報告を受けた。
「新南向政策」とは、東南アジア、南アジアなどとの関係を幅広く強化していく政策で、行政院は、過去の南向政策が経済貿易面ばかりで一方的な取り組みを強調したのと異なり、新たな南向政策は人を中心とし、人材を育成する双方向の交流を目指していると説明、また、その範囲も従来の東南アジアのみならず、南アジアやオーストラリア、ニュージーランドも含み、台湾が地域で各国を結びつける役割を果たせることを目指すとしている。
林全・行政院長はこの政策を大変重視しており、それぞれの政策ごとに成果の指標を設けるよう指示、国家発展委員会の陳添枝・主任委員と鄧振中・政務委員が定期的に管理するよう命じた。
行政院の徐国勇・報道官は、林・行政院長の話として、「たとえば様々な協力協定からその進展の度合いをチェックしたり、どのような了解覚書を交わすのかをチェックしたりする。これらはみな指標となる。また、進度と目標ははっきりと分けて、交流会を何度開いたから目標が達成されたなどとしてはいけない。重要業績評価指標を用いてこそ本当の管理ができる」と話し、林・行政院長が自ら重要業績評価指標を定めることを明らかにした。
経済部は午前中の報告で、台湾で強みを持つ産業と新南向政策のターゲットである18カ国のサプライチェーンを結びつける他、金融監督管理委員会と中国輸出入銀行とで「新南向プロジェクト融資信用保証プラットフォーム」を立ち上げるなどして、台湾企業に対する保証や融資、台湾企業の拠点設置をサポート、台湾企業が集まることでの効果を狙っていくと説明した