在来線・台湾鉄道台中駅の新たな駅舎が16日に供用開始となった。台湾中部・台中市の台中駅では、線路の高架化に伴って新たな駅舎が建設された。高架区間は21.7キロメートルで、北は豊原駅から南は大清駅まで。これまで17カ所あった踏み切り、18カ所あった地下道、3カ所あった陸橋はすべて無くなり、台中駅を含む5つの駅が高架化された。線路によって分断されない、バランスの取れた都市の発展が期待される。
蔡英文・総統は16日午前、新たな駅舎からの一番列車発車のセレモニーに出席した。蔡・総統は、台中は鉄道によって発展した都市で、過去100年、駅を中心とした交通ネットワークで台中市全体をつないできたと指摘、線路の高架化によって駅の南北がつながり、旧市街に再生のチャンスがもたらされることに期待した。また、台中市の林佳龍・市長は、今後は鉄道と建設中の新交通システム、バスとレンタサイクルを結合して、まったく新しい台中市を作り上げると強調した。
台中の線路高架化工事は今後第二段階に入り、これまで使われていた鉄道施設や陸橋、地下道の撤去、高架橋下の美観工事、通勤のための新駅5カ所の建設などが予定されている。これらの駅は2018年下半期にオープンする計画。