卓球の女子ワールドカップで、中華民国台湾の鄭怡静(チェン・イーチン)・選手が台湾の選手としてこの大会で過去最高の準優勝を果たした。
この大会は7日から9日まで米国フィラデルフィアで行われた。世界ランキングで1位と2位の中国大陸の選手がいずれも怪我で欠場したため、急遽出場することになったチェン・イーチン選手は時差を克服して1回戦から出場、勝ち上がって9日にはまず準決勝で、中国大陸から香港に移籍した選手と対戦した。最終ゲームまでもつれたこの試合でチェン選手は逆転勝ち、日本の平野美宇選手との決勝戦に進出した。
決勝戦では絶好調の平野選手にストレートで敗れたものの、チェン選手は台湾の選手としてこの大会で最高の準優勝を果たした。
世界8位のチェン選手はリオデジャネイロ五輪を終えるとそのまま海外ツアーに出場し、スペインから帰国する途中でワールドカップへの出場が可能になったことを知った。急遽出場したワールドカップの準優勝というお土産を手に、ようやく台湾で休養し、体調を整えられることになった。
ワールドカップは一年に一度行われ、五輪、世界選手権と並ぶトップレベルの大会。これまで中国大陸の選手しか優勝したことがなかったが、今回は中国大陸の選手が出場しなかった。