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蔡・総統、国慶節に両岸対話呼びかけ

  • 10 October, 2016
  • Editor
蔡・総統、国慶節に両岸対話呼びかけ
蔡・総統、初の国慶節談話

中華民国中央政府および各界による双十国慶節祝賀大会が10日午前、総統府前の広場で行われた。蔡英文・総統は今年5月20日に就任しており、双十国慶節の祝賀大会で談話を発表するのは初めて。政権交代後、台湾海峡両岸の政府レベルの意思疎通が中断していることから、蔡・総統の両岸関係についての談話に特に注目が集まった。

蔡・総統は談話の中で、一貫性があり、予測可能で、持続可能な両岸関係の構築、そして台湾の民主政治と台湾海峡の平和な現状の維持は新政権の揺ぎない立場だと重ねて強調した。

蔡・総統によると、「現状維持」は有権者に対する約束。5月20日の就任演説で話した内容は現在も変わっておらず、新政権は中華民国憲法、両岸人民関係条例、及びその他の関連法令に基づいて両岸事務に対処し、最大の努力で両岸間の対話と意思疎通のメカニズムを維持するという。

蔡・総統は、1992年に両岸の窓口機関が会談を行った歴史的な事実を尊重すると再度強調すると共に、両岸が前向きな対話を開始できるよう期待した。蔡・総統は、両岸が国民の幸福のために歴史的な重荷を棚上げし、建設性のある交流と対話を行うよう希望した。

蔡・総統はさらに、「過去数ヶ月、両岸関係には起伏があったが、我々の立場は依然として変わっていない」と述べ、「我々の約束は変わっていない、善意も変わっていない、(中国大陸側の)圧力には屈しない、かつての「対抗路線」に戻ることはない」と説明した。蔡・総統は、これは「現状維持」に対する我々の態度で、両岸間の平和に対する共通の願いでもあると強調した。

蔡・総統は、「現状維持」のより積極的な意義は、深化した民主のメカニズムを礎に、より積極的な取り組みで両岸間の建設的な交流と対話を推進し、両岸間の末永い平和の関係を構築することにあると指摘した。

蔡・総統は最後に北京当局に対し、中華民国が存在している事実と、民主政治に対する台湾の人々の固い信仰を直視するよう呼びかけた。蔡・総統は両岸間の早期対話を希望、両岸間の平和的な発展及び人々の幸福につながることなら何でも話し合えるとし、両岸の政治指導者が共に智恵と柔軟性を活かし、両岸を理性的で冷静な態度に、そして現在の意見の相違をウインウインの未来に導いていけるよう希望すると述べた。

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