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総統「就任演説で大陸への善意示した」

  • 08 October, 2016
  • Editor
総統「就任演説で大陸への善意示した」
基本的立場は変わらない

台湾安全保障協会は8日、台北市の国立台湾大学医学部の国際会議センターで、南シナ海及びアジア太平洋地域の和平に関する国際シンポジウムを開催した。

 

開会式に出席した蔡英文・総統はあいさつの中で、「私は総統就任後、ただちに訪問団を率い、国交樹立国を訪問、新たな外交戦略を展開し、堅実な外交、互恵関係を築いた。そして、こうした外遊を通じて、台湾の2300万の人々の民主、自由、人権に対する堅持、強い思いを全世界の人々に伝えるとともに、その他の国家と実質的な関係を築いた」と述べた。

 

蔡・総統はまた、さきごろ中国大陸の妨害により、ICAO(国際民間航空機関)総会へ参加できなかったことに触れた上で、「その過程における努力、そして台湾の国際社会における重要性については、アメリカ、ヨーロッパ、日本、そして外交関係のある諸国からの支持を得た。」と指摘、こうした努力を引き続き積み重ねていくことが次の成功の礎になるとして、台湾は国際社会に貢献できる点で力を尽くし、世界に台湾の重要性を知らしめたい、との決意を示した。

 

蔡・総統はさらに、「台湾の民主の成功はアジアの模範だ。そして、台湾海峡両岸の『現状維持』は台湾の人々の選択であり、私個人の選択でない」と強調。今年5月の総統就任演説では、中国大陸に対し最大限の善意を示した、と述べた。

 

蔡・総統は、中華民国台湾の基本的な立場について、「両岸関係に対する承認、善意は変わらない、しかし圧力に屈服することも、再び対立の時代に戻ることもない。両岸はできるだけ早く、顔を合わせて話し合いを行い、双方の意志の疎通をよりスムーズにし、多くの不必要な誤解を解くべきだ」と主張した。

 

一方、馬英九・前総統は8日、台北市で開催された世界平和大会に出席した。馬・前総統はあいさつの中で、自身の総統時代の両岸政策について触れ、「中華民国憲法の枠組みの下で、『統一せず、独立せず、戦わず』という方針を維持し、かつ『92年コンセンサス』、『1つの中国・各自解釈』を基礎として、両岸の平和的な発展を推し進めてきた」と強調した。馬・総統そして、「総統退任後も一生をかけ、各種のルートを通じ、和平政策推し進めていく。そして平和が中華民国、そして全世界の華人にとっての目標となるようにしたい」と決意を示した。

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