第10回「TIFA(台湾・アメリカ貿易および投資枠組み協定)」会議がアメリカ・ワシントンで現地時間4日午前から行われている。台湾からは、経済部次長を兼任する行政院経済貿易交渉オフィスの王美花・交渉副代表が代表団を率いて参加している。
アメリカ通商代表部(USTR)によると、会議はロバート・ホリマン(Robert Holleyman)次席代表と、ダルシー・ベッター農業首席交渉官が共同で進行役を務めるという。
アメリカ通商代表部は今年3月末、国・地域ごとの貿易障壁の評価レポートを公開、その中で、台湾は牛肉と牛肉製品、そして肉の赤身を増やすための化学物質、ラクトパミンの使用された豚肉、及び遺伝子組み換え食品に制限を加えていると指摘した。そして、アメリカは、台湾が関連の法律を制定する際は科学的な証拠をもとにすべきだという立場を示している。
ホリマン次席代表は今年6月、台湾メディアに対し、「台湾はアメリカ政府が議会から受けるプレッシャーを考えてほしい。議員たちは通商代表部に対し、台湾が何らかの約束事を実行しなければ、アメリカは台湾との貿易関係をいっそう広げることはできないと訴えているのだ」と述べている。
ホリマン次席代表は当時さらに、アメリカが関心を寄せる事柄について台湾が適切に処理することを望むとしており、これらが台湾のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加にも影響する可能性を示唆した。