製造業の景気信号が2ヶ月連続で「景気の低迷」を示す黄色青色信号となったが、景気回復の初期的な現象と受け止められている。台湾経済研究院は30日、8月の景気信号ポイントを発表した。信号を形成する項目のうち4項目でポイントが増加、1項目で減少し、最終的な信号ポイントは1.32ポイント増の11.84だった。景気の状況を色で示す信号は7月に続いて「景気低迷」の黄色青色信号だった。しかし、最悪の「景気後退」からは改善。
台湾経済研究院の李長泰・研究員助手は、このところ世界の主要国家の景気が安定していることで台湾の輸出が2ヶ月連続でプラス成長となり、また、輸出受注もプラス転換したとして、この二つの現象が製造業に対する需要を押し上げていると説明した。
李・研究員助手は、製造業の企業の景気の先行きに対する見方は依然として横ばいで、株価の上昇も一段落しているが、昨年の比較基準が低い中、経営環境面の信号も改善の兆しを見せていると指摘。そして、全体的には台湾の製造業は安定しつつあり、今回の黄色青色信号は製造業の初期的な景気回復とみなせると述べた。