27日午後に台湾に上陸、激しい雨と風をもたらした台湾17号は、28日午前、台湾海峡に抜けた。28日午後3時半時点で台風17号による死者は4人、625人が負傷している。また、台湾各地では15429人が避難、なお4821人が収容されている。
林全・行政院長は28日午前、中央災害対応センターを視察した際、台風17号は台湾に大きな影響を及ぼしたと指摘、復旧作業を行っている部署を労った。林・行政院長はまた、今後は復興の段階に移るとして、政府各部署と地方自治体が密接に協力するよう指示した。
林・行政院長はそして、「明日から通常通り、出勤、通学が始まる。台風一過、多くのごみが道路や学校内にあふれている。これらの清掃については、清掃部署や中華民国国軍、公共団体、地方自治体などと協力し、28日中に終えてもらう」と指示した。
一方、蔡英文・総統は28日午後、台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港を視察した。蔡・総統は「台湾桃園国際空港は国家の実力を示す重要なインフラ建設であり、玄関口である」と指摘、そして、新たな経営チームの努力の下、桃園国際空港が、台風に対する対応、問題の解決を段階的に行っていること、さらに桃園市政府も各種の情報発信プラットフォームを設け、桃園国際空港の発展について、施政計画に組み込んでいることは喜ばしいと述べた。
蔡・総統はさらに「28日午後、いくつかの場所を視察し、停電の状況及び電力の復旧状況について確認する。また同時に、台湾ではこれほど天災が多い中、停電は常々直面しなければならない問題となっている。これについて、より整った対応、処理の計画をすることで、毎回台風の度に停電となるという状況を避けたい」と指示した。