蔡英文・総統が、海外で展開する台湾企業が台湾のために発言してくれるよう要請した。蔡英文・総統は26日、「世界台湾商会聯合総会(WTCC)第22回年次総会」の開幕式に出席した。蔡・総統は挨拶の中で、同団体が近年具体的な行動で、世界的な地域経済統合への台湾の参与を加速させていることに感謝した。
蔡・総統は、政府は公式非公式にかかわらず、あらゆるルートで台湾企業の持続可能な経営をサポートしていくと強調。また、こうした企業はそれぞれの国で長期にわたって展開していることで、各国の政治・経済、そして市場特性に精通していると指摘し、対外関係の発展に向けて三つの協力を要請した。
三つの協力とは、台湾企業が民間のシンクタンクとなり、各地で台湾のための発言をしてくれること。また、各国の中心的な経済団体との関係を強め、各国に台湾とのパートナー関係を結ばせること。そして、海外の台湾企業が外国企業を台湾に呼びよせること。
蔡・総統は、「台湾企業は各地の市場動向を熟知している。人脈も多い。外国企業に何が足りず、台湾は何を提供できるのか、台湾企業は最も理解しているはずだ。だから台湾企業は実はビジネス誘致のための理想的な代弁者だ。みなが台湾の優位性を宣伝し、海外の商業団体による台湾への視察などを実現してほしい」と話した。