台湾の報道関係者が、ICAO国際民間航空機関の総会から締め出されているもよう。3年に一度行われるICAOの総会は27日にカナダのモントリオールで開幕する。中華民国台湾は今回、招待されておらず、総会を取材するため現地入りした台湾の報道機関が取材を拒否されていることわかった。
早くからインターネットを通じて取材申請をしていた、中央通信社のトロント在住の記者は25日にモントリオールで取材パスを受け取ろうとしたところ、ICAOの担当者は直接、「関連部門の通知を受けており、カナダ籍であろうが台湾のメディアの場合は取材パスを出せない」と述べたという。総会に関する情報が必要ならば、ICAOの広報部門に問い合わせるよう求めた。
中共の圧力の下、ICAOは先週、すべてのメディアに対し、総会の取材を希望する記者は会場で取材パスを受け取る際に、「承認される」パスポートかカナダ国籍であることを証明するものを提示するよう求める通知を出した。中華民国のパスポートはこの時点で認められない(ICAOは中華民国のパスポートを承認しない)ことになったが、「台湾の報道機関の取材は認めない」とは明記されていなかった。しかし、今回、中央通信社の記者が会場で拒否されたことで、台湾のメディアはすべて取材ができないことが明らかになった。
2013年の前回の総会でも当初は同様の扱いだったが、台湾が特別ゲストとして招かれたため、報道機関も取材パスを受け取れたという。