蔡英文・総統が「新南向政策」について、より幅広い結びつきを築くとしている。蔡英文・総統は22日、「2016年台湾の東南アジアに対する研究に関する年度シンポジウム」に出席した。蔡・総統は、挨拶の中で、東南アジアの国々では重要な変革を経て、地域の統合が急速に進んでおり、地域の政治、経済、文化の上でも世界的な影響力を生んでいると指摘、台湾はアジアの心臓部に位置し、北東アジアと東南アジアとの接点でもあるのでこうした変化に対応することが重要だと強調した。
蔡・総統はそして、新旧の南向政策は本質的に異なると指摘した。蔡・総統は、「我々の新南向政策は過去の南向政策と本質的に異なる。かつては企業の利益に重点が置かれ、また、従来型の貿易と投資をもってその達成を目指していた。しかし、今回の政策は東南アジア及び南アジアの国々との幅広い結びつきを築き、互いの利益を生み出すことを強調している」と話した。
蔡・総統は、このため政府は東南アジア、南アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどとの関係強化に全力で当たっており、経済貿易分野から科学技術、文化、観光、教育、人的往来などの面で最終的なウィンウィンを達成して、地域での相互信頼関係と共同体意識につなげたいのだと説明した。