台湾の在来線、台湾鉄道(台鉄)が20日、人員不足や労働条件の改善、また、中部、台中駅の新駅運用に対応するため、10月20日に大幅なダイヤ改正を実施すると明らかにした。
台湾鉄道によると、西部幹線のうち、乗車率が3割を下回る早朝、夜間の列車合計40本を廃止する他、46本で運行区間の短縮を行うという。
台湾鉄道を運営する台湾鉄路管理局の鹿清身・代理局長は、「運転士と車掌は多忙を極め、仕事のプレッシャーのみならず、休日をとることさえ困難になっており、労働基準法に抵触している可能性もある」と説明した。
鹿・代理局長はさらに「西部幹線の列車の密度は非常に高く、日中に線路や電線のメンテナンスを行う際事故が起こりやすい。また、夜間のメンテナンス時間も深夜の列車運行により5時間に満たないことが多い」と説明、今回のダイヤ改正で人的な余裕を10%確保し、長期的な人員不足の解消を図ると共に、夜間に5時間のメンテナンス時間を確保することで安全性を高める考えを示した。