台風16号の陸上台風警報は18日早朝に解除される見通しに。台風16号は17日、台湾本島の東の海を北上し、北東部・宜蘭県の北東に抜けた。台風16号は17日午後5時の時点で台湾北部・台北市の東北東約180キロメートルの海上にあり、1時間に12キロの速度で北東に向かって移動している。
北部の港湾都市、基隆市、同じく北部の新北市の山間部では17日午後から雨が強まった。中央気象局は17から18日の早朝にかけて、中部以北では依然として断続的な雨が降るが、18日早朝には台湾本島は暴風域から完全に外れるので、陸上台風警報を解除できるとしている。
大きな被害は伝えられていないが、各地で雨が強まったため、中央気象局が豪雨注意報を発令している他、行政院農業委員会は台湾中部の南投県、中南部・嘉義県で11カ所を、土石流への警戒で最高のレッドレベルとしている。
在来線・台湾鉄道は、台風16号に備えて、17日は北回り路線と宜蘭線の運行を見合わせていたが、午後6時以降、状況に応じて運行を再開することにしている。しかし、支線の平渓線、深おう線は終日運休する。