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陸委会:両岸間の善意は徐々に累積

  • 16 September, 2016
  • Editor
陸委会:両岸間の善意は徐々に累積
ワシントンで講演

行政院大陸委員会(陸委会)が、台湾海峡両岸間では善意が徐々に積み重ねられているとの認識を示した。行政院大陸委員会の林正義・副主任委員は15日、米国ワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所で、蔡英文・総統が就任して以降の台湾海峡両岸関係の発展について講演を行った。

前政権(馬英九・政権)と北京当局が両岸交流の基礎としていた92年コンセンサスを蔡英文・政権が認めないため、両岸の交流は途絶えているとされる。これについて林・副主任委員は講演後、報道陣に対し、92年コンセンサスに関する表現の上で政府は数多くの善意を示していると強調、具体的な例として、使用する文字の違いをあげた。林・副主任委員によると、2000年から8年間の民進党政権(陳水扁・総統)の時代は中国大陸を「中国側」、あるいは「中国」と呼んでいたが、蔡英文・政権では「大陸側」、あるいは「大陸」と呼んでいる。これは中華民国憲法に沿った言い方で、「中国」と「台湾」が別々であるとの印象を薄める効果があると見られる。

林・副主任委員は、こうした善意が相手側の善意ある反応に結びつくとは限らないとしながらも、政府はこうした善意をこれからも積み重ねていくとの方針を示した。「林・副主任委員はそして、最も重要なこととして、蔡英文・総統が就任して以来、両岸双方が「共に自制していること」を指摘、これはダイレクトな反応や報復よりも得がたいことだと評価した。

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