在来線・台湾鉄道が、中秋節の連休期間に帰省のための列車を増発するもよう。台湾鉄道の労働組合は長期間休みが取れないなど、運行に携わる組合員の疲労がつのっている他、人手不足、残業代の不払いの問題などを指摘して制度の改革を要求、15日からの中秋節の四連休に集団で合法的な休暇をとり、人々の帰省のための増発はしないと主張していた。
しかし、11日になって、会社側との話し合いで善意が示されたとして、組合幹部50人あまりが15日と16日に休暇をとって台北駅で座り込みの抗議を行う一方、他の組合員は通常通り勤務して、帰省のための列車も走らせることが明らかになった。
交通部の賀陳旦・部長は12日、台湾北部・樹林の操車場を視察し、勤務する職員らを慰労。賀陳・交通部長は、これら職員は、台風が台湾に向かっていることを受け、自らの休みを犠牲にして列車を増発し、国民の帰省を助けると称えた。そして、台湾鉄道では10月に新人社員が約150人加わるとして、人手不足の解消に期待すると共に、9月下旬から10月には運行本数を減らす計画も明らかにした。