5月のCPI(消費者物価指数)が前年同月比で1.61%上昇、外食費は過去63ヶ月で最高となった。
行政院主計総処は5日、5月の消費者物価指数(CPI)を発表した。5月の指数は103.89で、前年同月比で1.61%の上昇となった。上昇幅は3月、4月に比べて小さかったものの、果物、水産品、卵類、肉類、油、穀物、その他食品など食品類の上昇幅は依然大きく、豚肉の上昇幅は過去69ヶ月で最高となった。一方で、先月まで上昇幅が大きかった鶏肉は安定した。
主計総処は、5月のCPI上昇の主な原因について、食品類の価格上昇によるものだと指摘、その上昇幅はこの3ヶ月縮小しているが、外食費は引き続き上昇しており、5月の上昇幅は過去63ヶ月で最高だったとしている。
主計総処総合統計処の蔡鈺泰・副処長は、「今年5月の外食費は、昨年同期比で3.52%上昇し、過去63ヶ月で最高となった。肉類あるいは野菜や果物などの食材コスト、電気代などが反映した事も原因といえる。もちろん市場のニーズを見て調整していることもある」と述べている。
主計総処は、外食費の継続的な上昇は否定できないとしながらも、総合的に判断すれば、物価はゆるやかな上昇だとしている。また、CPIから野菜、果物、エネルギーなどをのぞいたコアCPIの指数が、過去15ヶ月で最高を記録した事についても、ゆるやかな上昇か、あるいは下落が縮小している、と述べた。
また、ほぼ横ばいだった卸売物価指数(WPI)の5月の指数は、前年同月比で1.17%上昇と、過去27ヶ月で最高となった。このうち、畜産物、石油及び石炭製品などはすでに物価に反映されているという。