15日の中秋節(台湾の三大節句の一つ。旧暦8月15日、今年は9月15日。中秋の名月を愛でる節句)を控え、蔡英文・総統が10日、離島の金門を視察、現地に駐屯している中華民国軍をねぎらいった。
蔡・総統は、金門は大小さまざまな戦役を経てきた。国軍の防衛がなければ台湾は今日の民主と繁栄もないだろうと、金門と国軍の重要性を強調した。
蔡・総統はまた、「冷戦時代が終わったあと、金門は台湾海峡両岸関係における良好な交流の起点になった。金門で実施されている中国大陸沿岸部との局地的な三通、いわゆる小三通がなければ、今日両岸の人々の緊密な経済、貿易、文化交流もないだろう。金門は戦争と平和の役割を担っており、時代の縮図でもある。」と指摘した。
小三通は台湾と中国大陸との全面的な「三通(通航、通商、通信)」が解禁される前、2001年1月1日から離島の金門と中国大陸のアモイの間で始まった客船の運航だ。
蔡・総統はさらに、5月20日、総統就任演説で述べた、1992年、台湾と中国大陸の窓口機関が会談を行った歴史的な事実を尊重すると重ねて表明、両岸が歴史的な重荷を棚上げし、両岸の人々の幸福のために良性的な対話を始めるよう呼びかけた。