台湾高速鉄道(高鉄)がITSアジア太平洋地区産業功労賞を受賞した。
北米、ヨーロッパ、アジア太平洋の3地域の高度道路交通システム「ITS (Intelligent Transport Systems)」に関する団体が連携し、毎年共同で行う世界会議「ITS世界大会」は10月にオーストラリア・メルボルンで行われる。
昨年の世界大会では、台湾の大手企業グループ、ファーイースタングループ傘下のファーイースタンETC社が「アジア太平洋地区産業功労賞」を受賞したが、今年は台湾の新幹線、台湾高速鉄道が同賞を受賞した。
台湾高速鉄道では、利用者に快適、スピーディーかつ安全に台湾高速鉄道を利用してもらえるよう、今年、「スマート座席指定・販売サービス」、「スマート旅客サービス」、「スマート列車運行管理」、「スマート安全・対応管理」そして「スマート観光情報サービス」の「5大スマートサービス・システム」を導入したといい、「香港やオーストラリアなどのライバルを打ち破ってこの賞を受賞したことは台湾のITSの実力が世界で評価された証明になる」と喜んだ。
台湾高速鉄道は「台湾では1998年、賀陳旦・現交通部長を含む多くの学者の呼びかけにより『中華スマート運輸システム協会』が設立、ITS台湾となった。それ以来、各理事長の推進のもと、大きな成果を上げてきた。」と強調、「スマート運輸システムは蔡英文・総統の交通に関する3大政見の一つであり、交通部も重要な政策と考えている。台湾が強みをもつ電子、通信、情報そしてセンサー技術を駆使し、交通安全向上と運輸効率の改善を図りたい」と意気込みを述べた。