金融監督管理委員会(金管会)が、TOB履行不能となった日本企業について、台湾の資産を差し押さえたとしている。
日本の投資会社「百尺竿頭」は5月末、台湾のオンラインゲーム会社「エクスペック・エンターテイメント(樂陞科技)」の株式を1株台湾元128元で公開買付け(TOB)することを明らかにした。当時、「エクスペック・エンターテイメント」の株価は1株100元から105元まで高騰したが、現在は50元以下と暴落し、大損した投資家は頭を抱えている。
金融監督管理委員会は、「百尺竿頭」は公開買付けをするとしながら、悪意をもって履行しなかったとして、この件を台北地方法院検察署に送るとともに、投資家保護センターに対し、直ちに投資家が賠償を求め民事訴訟を起こせるよう、メカニズムを設けるよう指示した。
金融監督管理委員会の丁克華・主任委員は6日、「百尺竿頭」の台湾における資産については掌握し、既に差し押さえたとして、その中には「百尺竿頭」が台湾で所有していた「エクスペック」の株式14%及び関連の資産も含まれているとして、投資家に対し、権益の確保を約束した。
丁・主任委員はそして「投資家は株式をいくら分、そしていつ買ったか、投資家保護センターへ届けて欲しい」と呼びかけた。