林全・行政院長が、すべての観光客の来台を歓迎すると強調した。行政院の張景森・政務委員(無任所大臣)は先ごろ、自身のフェイスブックで「中国大陸の観光客は我々が最も付き合うべき友人だ」として、台湾の人々が、中国大陸から台湾を訪れる観光客へ偏見をもたないように呼びかけ、論議を呼んでいる。
行政院の童振源・報道官はこれに対し、張・政務委員のフェイスブックへの書き込みは、行政院の政策と立場を正式に説明するものではないとして、行政院と張景森・政務委員の立場が異なっていると強調した。
一方、林全・行政院長は6日、張・政務委員の発言について報道陣に答えた際、「ここで特に強調したいのは、台湾を訪れる海外の全ての旅行者を心から歓迎しているということだ。彼らが台湾旅行する際、台湾の人々の親切さや台湾の美についてよい印象を残すことを希望している。海外から台湾を訪れる旅行者はみな、歓待、歓迎すべきだ。台湾旅行がこれらの旅行者にとって美しい思い出となるよう期待している。」と強調した。
なお、行政院大陸委員会の張小月・主任委員も、「台湾を訪れる中国大陸の観光客を歓迎することは政府の一貫した政策、立場であり、両岸の人々の交流を促すことにもつながる。そして誤解を減らし、友情を育むことにもなり、非常に前向きなことだ」と述べた。
張・主任委員は、近頃、中国大陸の観光客の数が減っていることは確かだとした上で、「いかなる政治的要素も観光に影響しないこと、そしてこうした憂慮が生まれないことを切に望んでいる」と述べ、台湾は今後も観光を推進し、中国大陸及び世界各地の旅行者を歓迎していると述べた。