陳建仁・副総統が、中華民国台湾とバチカン市国は核心的価値の同盟だと強調した。マザー・テレサの列聖式に参加するために、特使団を率いてバチカン市国を訪問中の陳建仁・副総統は4日夜、ローマ市内のホテルで晩餐会を開催、修道会の修道士、海外の華僑、台湾企業関係者、台北フィルハーモニックコーラス、そして、中華民国に友好的なイタリアの関係者を歓待した。
陳・副総統はあいさつの中で、「バチカン市国は中華民国にとって重要な国交樹立国だ。両国が国交を樹立してから74年になる。両国は共に宗教の自由を守り、また人々は慈悲深くて善良、民主、自由、人権、人道の大切さを強調している。中華民国政府は今後も両国の友好関係の増進に力を入れ、バチカン市国と共に、世界に向け、自由、民主、人権、博愛といった普遍的な価値をアピールしていく。そして、人道や慈善に基づく双方のパートナーシップ関係を深めていく」と述べた。陳・副総統はそして、これは「愛の同盟で、核心的価値の同盟だ」と強調した。
今年に入って一部メディアが、バチカンと中国大陸が、双方の宗教事務に関する意見の相違を解消するため、特別チームを立ち上げたことから、両者の関係が改善され、いわゆる正式な外交関係を結ぶ可能性もあると報じた。そのため、陳・副総統の今回のバチカン訪問に注目が集まっている。
なお、晩餐会では、マザー・テレサの列聖式で聖歌を合唱した台北フィルハーモニックコーラスのメンバーが歌声を披露、聖歌のほか、標準中国語、台湾語などの楽曲数曲を歌い上げ、喝采を浴びた。