中華民国(台湾)の中央銀行の彭淮南・総裁が13回目の「A」評価を獲得した。米金融専門誌、「グローバル・ファイナンス誌(Global Finance)」は1日、世界の中央銀行の総裁に対する評価報告、「2016年度の中央銀行総裁レポート(Central Banker Report Card)」を発表した。グローバル・ファイナンス誌は1994年から毎年、75の国・地域、および欧州連合(EU)の中央銀行の総裁を対象に、インフラの抑制、経済成長目標の達成、通貨の安定の度合い、利率の管理などについて評価を行い、「中央銀行総裁レポート」を発表している。
彭淮南・総裁は2000年初めて「A」評価を受けた。評価ランクは「優れた成果を上げた」ことを意味する最上位の「A」から「完全に失敗した」ことを意味する最下位の「F」まで。彭・総裁が「A」評価を受けたのは今年で13回目で、「A」評価を受けた回数が世界で最も多かった中央銀行の総裁となり、定年退職したマレーシア中央銀行のゼティ・アクター・アジズ総裁の12回を上回った。
今回、A評価を受けたのは中華民国(台湾)、イスラエル、レバノン、パラグアイ、ペルー、フィリピン、ロシア、イギリスの8カ国の中央銀行総裁。
なお、アメリカ連邦準備理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長は「Aマイナス」、日銀の黒田東彦総裁は「B」、中国大陸・人民銀行の周小川総裁は「C」で、それぞれ昨年のランクを維持した。