日本の平成28年度外務大臣表彰受賞者の伝達式が2日午後、台北市内にある、日本の対台湾窓口機関、公益財団法人交流協会台北事務所の沼田幹夫代表(大使に相当)の官邸で行われた。
外務大臣表彰は、国際関係のさまざまな分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善の増進に多大な貢献をした人たちの中から、特に顕著な功績のあった個人、および団体を選んで表彰するもので、その功績を称え、その活動に対する一層の理解と支持を日本国民に期待するのが狙い。この表彰式が30年以上実施されてきたが、台湾の団体が受賞したのは初めて。今回受賞したのは、台湾日語教育学会と台湾日本語文学会。2日の伝達式では、台湾日語教育学会の頼錦雀・理事長(東呉大学教授)と台湾日本語文学会の頼振南・理事長(輔仁大学教授)はそれぞれ学会を代表して賞を受け取った。
台湾日本語文学会は1989年に「台湾日本語文研究会」として設立され、1992年に「中華民国日本語文学会」、2001年には現在の「台湾日本語文学会」に改称された。日本の日本比較文化学会や韓国日本文化学会など、外国の学会と協定を結び、学術研究を通じて国際交流を活発に行っている。
台湾日語教育学会は、1993年に現在の東呉大学の名誉教授、蔡茂豊・教授によって設立された。同学会はこれまで20年以上にわたり、台湾の日本語教育、日本語学研究に関する活動を実施したり、日本や韓国などから研究者、専門家を招いて国際学術シンポジウムを開催したりして、台湾の日本語教育・研究関係者のネットワークの中心として大きな役割を果たしている。