まもなく開催される米国のオバマ大統領と中国大陸の政治指導者、習近平氏との会談について、外交部が専門チームを立ち上げてそれを注視するとしている。20カ国・地域(G20)首脳会合は今月の4日と5日、中国大陸の杭州で開かれる。G20の期間中、オバマ大統領と習近平氏との会談も予定されている。双方が会談で「台湾問題」に言及するかどうかに注目が集まっている。
外交部の王珮玲・報道官は1日、この問題について報道陣のインタビューに答え、近年、台湾と米国の相互信頼関係が強く、意思疎通はルートが多元的で滞りなく行われている。双方は政治、経済、安全保障の面で密接に協力していると前置きし、台湾と米国は「オバマ・習近平会談」の議題について密に連絡をとっており、外交部はその内容を把握していると明らかにした。
王珮玲・報道官によると、米ホワイトハウスにある国家安全保障会議(NSC)のクリテンブリンク(Dan Kritenbrink)国家安全保障会議アジア上級部長、およびアジア太平洋担当のダニエル・ラッセル(Daniel Russel)国務次官補が8月30日、報道陣のインタビューに答えた際、もし中国大陸側が台湾に関する議題に触れるならば、オバマ大統領は米国の一貫した政策と台湾関係法を重ねて表明すると共に、米国は台湾と中国大陸の安定した関係発展を促し、台湾の国際社会における空間の拡大を支持する立場を重ねて強調すると述べた。
王・報道官は、「米の政府高官がオバマ大統領の中国大陸訪問出発前、米の対台湾政策を重ねて表明したことは非常に意義深いことだ」と評価、「これは台湾と米国との強固な友好関係の表れだ。」とし、それに謝意を表した。
なお、外交部によると、外交部と駐米代表処はオバマ大統領の中国大陸訪問について専門チームを立ち上げ、関連省庁と緊密に連絡をとり、随時最新の状況を把握し、その動向を注視しているという。