製造業の景気対策信号が16ヶ月ぶりに「衰退」から「低迷」に改善された。
台湾のシンクタンク、台湾経済研究院は31日、製造業の最新の景気概況を発表、7月の製造業の景気対策信号は6月の9.82ポイントから0.77ポイント増加して10.59ポイントとなり、信号は「衰退」を示す「青」から、「低迷」を示す「黄青」となり、16ヶ月ぶりに「衰退」を脱した。
台湾経済研究院では、「世界の景気の回復は緩やかなものの、半導体市場の景気回復の恩恵を受け、輸出成長率がプラスに転じた。また輸入の減少幅も明らかに縮小するなど、貿易全体に回復の兆しが見えている。これらが、台湾の製造業の景気への見方と、株式市況にプラスの影響を与えている」と分析した。
台湾経済研究院の李長泰・研究補助員は、「7月の輸出データでは改善が見られたことから、需要も回復傾向にある。また、7月の輸入は、減少幅が大きく縮小したことから、原材料の国内への投入に好転がみられた。さらに7月の株式市場そして台湾経済研究院の営業気候観測指数も、経営環境が好転している状況を反映している。」と述べた。