在来線・台湾鉄道(台鉄)の西部幹線を走る夜行の急行列車が28日に最後の運行を行った。この列車は532号列車で、台湾南部の高雄駅を夜11時30分に北部の七堵駅に向かって出発、29日午前6時半前後に七堵駅に到着した。
台湾鉄道では運転士の不足と、夜間のメンテナンス時間の延長に対応するため、金曜日と日曜日の夜に運行していた531号列車(下り)と532号列車(上り)の運行停止を発表していた。この列車は莒光号と呼ばれる急行列車。531号列車は28日夜10時56分に北部の七堵駅から高雄駅に向けて出発、29日午前6時に高雄に到着した。
西部幹線での莒光号は1979年に運行を開始、毎日一本運行されていたが、長距離バスの利用が広がり、最近では莒光号の乗客は徐々に減っていた。29日には最後の列車に乗ろうと大勢の鉄道ファンがかけつけた。
この列車の運行停止により、日付を跨いで運行する夜行列車は東部幹線の616号列車と655号列車を残すのみとなった。