台北駅から北部台湾の空の玄関口、台湾桃園国際空港を経由し、北部、桃園市の中壢区を結ぶ、空港MRT(新交通システム)は、2006年に建設が開始された。もともとは2009年の開通が予定されていたが、所要時間の目標をクリアできず、また工事の過程で様々なトラブルが発生したことから、開通時期が6回延期され、現在は今年年末の開通を目指している。
空港MRT調査委員会は27日、記者会見を開き、設備やシステムの異常について、十分に把握、安全と安定的な運行に関する課題を解決したことを確認したとして、開通を推し進めるよう提案した。
なお、速度及び所要時間は契約で定められた基準には達せず、10分間隔での運行は不可能であることから、開通当初は、ラッシュ時は12分間隔、閑散時は15分間隔となるという。
一方で、交通部の賀陳旦・部長は、空港MRT調査委員会が、台湾高速鉄道局、空港MRT及び施工請負の丸紅など関連の各企業と合意に達成したことについて、謝意を示した。しかし、空港MRTが年内に開通するかどうかについては、「期限は設けない。タイムテーブルはない」との考えを示した。
賀陳・部長は、交通部の、空港MRTの運行及び検収条件は変わらないと強調、安全が確保される前提で運行を行い、運行後、再び契約に基いて検収を行うことは、交通部の安全を求める態度であり、交通部はその責任について請負会社に求めていくと述べた。