中国大陸から台湾を訪れる旅行者が引き続き減っている。行政院大陸委員会は25日の記者会見で、内政部移民署のデータをもとに、新政権が発足した今年5月20日から今月23日までの間の中国大陸からの旅行者の数は22.3%減ったと明らかにした。減っているのは主に団体客で、団体客の部分は前年同期比で38.9%の大幅なマイナスとなっている。個人旅行は2.9%の増加とほぼ横ばい。
大陸委員会の邱垂正・報道官は、これら旅行者の減少が観光産業にもたらす影響について、政府はすでに対策と関連措置を検討ずみだと説明、中国大陸からの旅行者の確保、中国大陸以外の市場開拓、業界の体質改善に対するサポート、台湾旅行の安全性向上などに取り組むことで、悪影響を最小限に食い止める考えを示した。
なお、中国大陸からの旅行者の減少の影響を受けている観光業者は9月中旬に総統府前で政府に対する大規模な抗議のデモを行うと伝えられている。