柯文哲・台北市長が、台湾の自由、民主への堅持を中国大陸が理解するよう希望した。
「2016年台北・上海都市フォーラム」は23日午前、台湾北部・台北市でスタートした。台北市の柯文哲・市長は協力覚書に調印後、「前回のフォーラムからわずか1年間で台湾海峡両岸の情勢は大きな変化があったが、変わらないのは両都市の友好関係で、これはこのフォーラムが今年も開催できた原因だ」と述べた。
柯・台北市長は、両市の友好関係と平和的な発展を確かなものとするために自身が提示した「4つの相互関係」に言及、これは互いに知り、互いに理解し、互いに尊重し、互いに協力することだが、どちらか一方のみで実現できるものではないと述べた。
そして、相手に知ってもらいたいなら自分から相手を知る必要があると述べ、「4つの相互関係」に向け自ら進んで相手を知り、理解し、尊重し、協力することの必要性を訴えた。
柯・台北市長はさらに、「善意の交流とは4つの相互関係の基礎だ。フォーラムではその理念が実現された。台北と上海は両岸で最も自由で最も文明的な都市だ。自由の基礎とは違いを受け入れることだ。違う意見を受け入れ、評価するようになってはじめて、自由な社会ができ、文明的な都市をつくることができる。だから我々が中国大陸側が堅持するところを尊重、理解する時、中国大陸にも台湾の自由、民主への堅持を理解してほしい」と強調した。
なお、23日午前に行われたメインフォーラムでは、柯・台北市長、鄧家基・副市長及び上海市の代表である中共上海市委員会の常務委員、沙海林氏が立ち会う中、台北マラソンと上海マラソンの協力覚書、台北映画祭と上海国際映画祭の交流協力覚書、また台北市文山区と上海市松江区の交流協力覚書などが調印された。