林全・行政院長が「社会住宅」を視察し、これは永続的・一時的な弱者に配慮したものだと述べた。林全・行政院長は19日、台北市の柯文哲・市長、内政部の葉俊栄・部長が案内する中、台湾北部・台北市木柵の興隆住宅を視察した。興隆住宅は「社会住宅」と呼ばれる団地。
林・行政院長は、過去の国営住宅政策は大変成功したとはいえない代物で、その原因は住宅自体の品質の問題と、売買可能にしたことで一般の不動産市場に流れてしまい、供給が常に不足する事態を招いたことを挙げた。しかし、現在政府が推進する「社会住宅」は賃貸専門であるためこうした問題を解消できるという。
林・行政院長はさらに、台北市が興隆住宅の30%は経済的に恵まれない人たち、60%は若者、10%を特殊な技能を持つ専門的な人員に提供しようとしていることを評価、永続的か一時的かに関わらず経済的に立場が弱い人たちのいずれにも配慮できるものだと称えた。
林・行政院長は、「支援の対象は住宅を買う力を持たない人たちだ。それが永久的なのか、一時的なのかにかかわらず、誰でもここに住める可能性がある。そのメリットは、まず、社会的弱者、低収入家庭への支援であり、同時に将来可能性を秘める人たちや、一時的に経済的な能力を持たない人を支えられる。『社会住宅』を増やしていくことで、ここから優秀な人材が社会に送り出されることに期待したい」と述べた。