行政院の江宜樺・院長が、米ロサンゼルスで、台湾と米国の経済貿易分野での関係強化に努めた。馬英九・総統の代理特使としてエルサルバドルの新大統領就任式に参加した江宜樺・行政院長は2日早朝(現地時間)、トランジットのため米ロサンゼルスに到着。
江・行政院長一行はまず、ロナルド・レーガン記念図書館を参観。米国の対台湾窓口機関・米国在台湾協会(AIT)のレイモンド・バッガード理事長、中華民国の沈呂巡・駐米代表らが同行した。馬英九・総統は今年1月にこの図書館を参観しており、レーガン図書館基金会のJoanne Drake主席行政官は、これまでに15人から20人の国家元首や政府首脳が訪ねているが、半年の間に一つの国から2人もやってくるのは中華民国(台湾)が初めてだと話し、江・行政院長の再訪に期待した。
江・行政院長は正午、米政財界の要人らを招いて昼食会を開催。同席したAITのバッガード理事長は、民間企業の代表や南カリフォルニア選出の下院議員3人が参加し、台米の経済貿易分野ですでに良好な関係をさらに強化するための大変良い議論ができたと説明した。
中華系の趙美心・下院議員は、今年台湾がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に参加しようとするのは早すぎるのではとする一方、台湾が加わることをずっと後押ししており、歓迎する声も増えてきたと述べた。そして、江・行政院長とさまざまな議題について意見交換し、特に貿易面では台米関係がより強くなれば互いに有利であるとの認識で一致したと話した。
ロサンゼルス世界貿易委員会のLessing Gold主任委員は、江・行政院長が台湾と米国の貿易交流強化を目指していることを支持すると述べ、昼食会は貴重な機会だったと喜んだ。