シンガポール駐在代表に決まっていながら、酒気帯び運転で捕まった江春男氏が起訴猶予処分となった。江春男氏は今月2日深夜、台湾北部・台北市の浜江街で自動車を運転していたところ、警察の検問で酒気帯び運転が見つかり、公共の危険罪で送検された。台北地方検察署は8日に捜査を終了、江氏が罪を認め、前科もないことから1年間の起訴猶予処分と決定すると共に、台湾元6万元(日本円約19万円)の罰金を科した。
江氏は本来、6日にシンガポールに赴任し、9日にはシンガポールの建国記念レセプションに出席することになっていたが、これらスケジュールは取り消されている。赴任前の不祥事で、社会の反発が強まっているが、外交部は先ごろ、司法調査の手続きが完了してから赴任することになるとし、更迭には慎重な姿勢を示している。
酒気帯び運転という不祥事を起こしたばかりの人物が駐シンガポール代表として赴任することについて、政府の考え方に関するさまざまな議論が起きている。