スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(Pokemon GO、中国語:精霊宝可夢GO)」が6日、中華民国(台湾)でも配信を開始した。アジアでは日本、香港につづいて3カ国目となる。
「ポケモンGO」はプレーヤーが現実世界で、バーチャルリアリティのポケットモンスターを捕まえたり、対戦するゲーム。これまで米国、ニュージーランド、オーストラリア、ヨーロッパ、日本、香港などでリリースされ、大きなブームとなっているが、プレイヤーがゲームに熱中するあまり、様々な事故も発生している。
警政署の陳国恩・署長は6日、自身のフェイスブックに「ポケモンGO」を楽しむプレイヤーへ向けた4つの注意事項として「路上でスマートフォンの画面に釘付けにならないこと」、「法律に抵触したり、事故の発生を防ぐため、私有地や、立ち入りが禁止されている管制エリア、あるいは危険なエリアに立ち入らないこと」、「偽物のアプリケーションには「トロイの木馬」など、コンピュータの安全上の脅威となるソフトウェア、マルウェアが仕込まれている危険があるため、正規アプリをダウンロードすること」、「保護者は子供が危険な場所に連れ込まれることのないよう、十分にその行動に気を配ること」と記し、注意を呼びかけた。
また、交通部では、「道路交通管理処罰条例」により、自動車の運転中にスマートフォンを使用した場合には台湾元3000元(約日本円9500円)、二輪車の運転中にスマートフォンを使用した場合は台湾元1000元(約日本円3200円)、自転車については300元から600元(約日本円950円~1900円)の罰金を課すとして、運転中に「ポケモンGO」をプレイしないよう呼びかけた。交通部では、歩きながらプレイする人についての罰則はないとしたものの、発見した際には口頭で安全に気をつけるよう注意するとしている。
交通部民用航空局は、市民が管制エリアに立ち入った場合には台湾元5000元から2万5000元(約日本円1万6000円~8万円)の罰金が課せられるとして注意を呼びかけた。
また、国防部も6日、公務や機密保持に影響しないよう、プレイヤーは基地あるいは軍事管制エリアに立ち寄らないよう呼びかけた。
このほか、台湾の在来線、台湾鉄道では、利用者自身及び周りの乗客の安全のため、プラットフォームなど駅構内、踏切、線路脇でのプレイを禁止したほか、運営会社に対し、駅や車内、線路脇や踏切に、モンスターやアイテムを入手できる「ポケストップ」を設置しないよう要請するとしている。