国有林における原住民族の植物採集が合法的になる見通し。原住民族はその生活する区域の森林から、山菜やきのこ、木の実、種およびラタンなどをとってきては日常生活に使用するのが習慣。しかし、現在は森林法により、国有林あるいは公有の森林での採集を政府が認めることは難しかった。また、申請の手続きに時間がかかることも原住民族の生活に影響している。がまんできなくなった原住民族が勝手に採集して処罰されることもあった。
行政院農業委員会林務局はこのため、関係各界と協議した結果、管理規則を定めて問題の解決を図ることにした。林務局の林華慶・局長が5日に明らかにしたところによると、新たな規定ではネガティブリスト方式で、森林法と文化資産保存法が公告もしくは指定している植物17種類以外ならば、原住民族の伝統文化、祭礼、ならびに自ら使用するという目的に限って採集を申請可能とすることにした。また、貴重な樹木12種類については特例としての申請を義務付けるということ。