中華民国国籍のジカウイルス(ジカ熱)感染者が初めて確認された。衛生福利部疾病管制署は4日、中華民国台湾における4人目のジカウイルス感染者は台湾北部・新北市在住の43歳の女性だと発表した。これまで台湾で見つかった感染者はいずれも外国人で、中華民国国籍の感染者はこの女性が初めて。
この患者は今年2月21日から7月22日まで、夫と共にセントルシアで仕事をして7月24日に帰国。7月26日に吐き気や嘔吐、発熱、鼻水、関節と筋肉の痛みなどの症状が出て診察を受けた。そして29日になると赤い発疹が現れたため再び受診、同時に検査を行い、8月3日にジカウイルスに感染していることが確認された。
疾病管制署の郭旭崧・署長は、「現在患者の症状は完治に向けての最終段階にある。6日までは管理を解除できない。この間はまだ他の人への感染リスクがある。8月6日以降、彼女の血液からはウイルスがなくなるはずだ。注意すべきは、妊娠を予定している場合はそれを遅らせることで、我々は8月6日から向こう2ヶ月間は妊娠しないようアドバイスする」と話した。
この女性は現在、自宅で自らを隔離しているとのことだが、この女性から感染が広がる可能性について郭・署長は、「二次感染の可能性は非常に小さい。ただ万一に備えて、我々は向こう数週間、この女性がいる場所の付近で蚊を採集して検査をし、ウイルスがコミュニティに拡散していないことを確定する」と話した。